年始のご挨拶文例集|ビジネスメール・挨拶状で使える新年メッセージ

新しい年の始まりには、取引先やお客様、社内関係者へ感謝と決意を込めたご挨拶を伝えるのがビジネスマナーです。
この記事では、ビジネスメールや挨拶状で使える年始のご挨拶文を、例文付きで紹介します。


1. 年始の挨拶を出す時期と目的

年始の挨拶は、1月4日〜10日頃に送るのが目安です。
(年賀状の場合は1月7日頃までが松の内)

目的は、旧年中の感謝と新年の関係継続・発展の願いを伝えること。
新年初のやり取りとして、明るく前向きな印象を与える言葉選びが大切です。


2. 文面の基本構成

年始のご挨拶は、以下の流れで書くと自然です。

  1. 新年のあいさつ(例:新年あけましておめでとうございます)
  2. 旧年中の感謝(例:旧年中は格別のご厚情を賜り厚く御礼申し上げます)
  3. 新年の抱負・今後の関係(例:本年も変わらぬご支援のほどお願い申し上げます)
  4. 結びの言葉(例:皆さまのご健康とご多幸をお祈り申し上げます)

3. 年始の挨拶文例

例文①|一般取引用(フォーマル)

拝啓 新春の候 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
旧年中は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございました。
本年もより一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
皆さまのご健勝とご発展をお祈り申し上げます。
敬具

例文②|ビジネスメール・ややカジュアル

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
本年も変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
皆さまにとって素晴らしい一年となりますようお祈りいたします。

例文③|顧客・取引先向けメッセージ

謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
本年も、より良いサービスのご提供に努めてまいります。
変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。

例文④|社内・協力会社向け

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は多大なるご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
本年もチーム一丸となって努力してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。


4. 使える年始の挨拶フレーズ集

表現意味・使う場面
謹んで新春のお慶びを申し上げます。最も格式の高い表現。挨拶状・公文書向け。
新年あけましておめでとうございます。一般的でカジュアルな表現。メールにも最適。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。感謝を伝える定型文。多くの場面で使用可。
本年も変わらぬご支援のほどお願い申し上げます。継続的な関係を望むときに使う。
皆さまのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。文末の定番。やわらかく丁寧。

5. メール件名・タイトル例

  • 年始のご挨拶(株式会社○○)
  • 新年のご挨拶と本年の営業について
  • 謹賀新年:本年もよろしくお願いいたします

6. 年末から年始にかけての使い分けポイント

  • 年末:感謝と休業案内が中心(例:本年中のご愛顧に御礼申し上げます)
  • 年始:お祝いと関係継続の表現(例:本年も変わらぬお引き立てを)
  • どちらも「季節の挨拶+感謝+結び」の構成が基本。

7. まとめ

  • 年始の挨拶は1月4日〜10日頃に送るのが目安。
  • 旧年の感謝と新年の抱負を伝えると印象が良い。
  • 取引先・顧客・社内など相手別に文体を調整する。

新しい一年の始まりにふさわしい丁寧なご挨拶で、良い関係を築いていきましょう。


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